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シールド工法 / しーるどこうほう トンネル用語集 計画設計


項目 しーるどこうほう/シールド工法
英語 shield method
独語 Schildvortriebsverfahren、Schildbauweise
仏語 mthode de bouclier
意味 シール ドとよばれる鋼製の筒を地山に押し込みながら,その保護のもとで掘削、推進、覆工、裏込め注入などの作業を行う工法で、地表面を使用しないトンネル掘削方式の1つである。切羽と外周の地山をシールドや覆工で支持しており、地山を緩ませることが少なく安全確実な工法であり、騒音、振動、地表面沈下などの防止のため特に都市トンネルで多用されている。この工法は、①掘削形式により、手掘りシールド、半機械掘りシールド、機械掘りシールド、②切羽の密閉の有無により、開放型、閉塞型、③圧気使用の有無により、無圧気、圧気、限定圧気、等に分類されている。最近は、能率と安全性の高い機械掘り、閉塞、無圧気のシールドが多用される傾向にある。なかでも、泥水加圧シールドおよび削土密封(土圧バランス)シールドは、先端の閉塞された作業室内を加圧された泥水や削土で満たし土圧や水圧を抑えて切羽の崩壊を防ぐもので、都市卜ンネル施工の分野に画期的な変革をもたらしている。シールドトンネル、シールド工法の項参照